前オーナー様から未来へのバトンを受け継ぐ。
京都市内中心部、訪れる人々を魅了してやまない三条通りの中心にたたずむ京都市登録の有形文化財ビル。
造形の美しい壁面の傷みが激しく味わいのある鉄製窓枠も隙間だらけ。
収益性も低く建物の維持管理に難がある本案件のオーナー様から未来へのバトンを託されました。
建築思想の本質を引き出し、唯一無二の出会いを創る。
築125年にも及ぶ木造建築の再生に取り組んだパートナー様のご支援を得て、危険な状態にあった外壁の百数十箇所を補修、歪んだ窓枠の風合いを保ちながら目地を丁寧に埋めたことで外部への音漏れも消滅、また入居テナント様のご協力も得て空室化した1階を耐震補強との合わせ技で大空間を創出し世界的なクリエーターを誘致しました。
築100年建物に生まれた三位一体の価値創出。
築100年近い建物には通常金融機関の融資がつきません。
しかし建物の本質を評価する有力なテナントの誘致、これを評価する新オーナーの保有への強い意志、オーナー保有後も価値向上に勤しむ当社独自の事業理念、これらが三位一体で評価され本案件には常識を超える長期融資が組み込まれました。
また京都市から耐震基準の適合認定も受け、収益安定性と流動性が高まる優良資産となりました。
物件概要 Summary
名称 | 1928ビル |
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主要バリューアップ手法 | 大規模リノベーション |
その他バリューアップ手法 | NOI向上、権利関係調整・整備 |
築年(購入当時) | 90年 |
土地面積 | 約100坪 |
延床面積 | 約320坪 |
賃貸可能面積 | 約250坪 |
容積率(指定) | 400% |
階数 | 地上5階 / 地下1階 |
アセットクラス | 商業 |
物件購入年月 | 2018/03 |
物件販売年月 | 2019/03 |
物件販売額 | 10億円以上20億円未満 |