プロジェクト

グリーンヒル南青山

必然の出会いを描き、ソフトのチカラで資産価値をつくる。

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  • 商業
  • グリーンヒル南青山外観写真
    グリーンヒル南青山外観イメージ写真

    先に確信を描いてから取得する。

    始まりは、表参道の中でも落ち着いた雰囲気のある骨董通り沿いの、借地権付き低層物件との出会い。

    当社がこれまで積み上げてきた知見を基に、このエリアには高級家具屋の集積地としてのDNAがあり、対象物件にも高級家具ブランドのフラッグシップストアとなり得るポテンシャルを見出しました。そこで具体的なテナント様をイメージしながら、ブランド戦略・オペレーションモデルに照らして収益性・家賃負担力をシミュレーション。その精度を高め、物件特性を活かした設計プランも進めながら物件を取得。

    描いたイメージの確度の高さを証明するかのように、イタリアの高級家具ブランドから即引き合いがあり、プロジェクトが立ち上がりました。

    コロナ禍で先行き不透明感を強めるなか、都心マンションを企図するプレーヤーから取得しました。

    グリーンヒル南青山内観写真

    物件特性とブランド、双方を活かす。

    建築計画では地下空間の活用に着目。大型の天井高を確保した設計とコストバランスの見極めを行い、建築物の高さや土地の一部が都市計画道路に含まれている等の成約がある中で空間の価値最大化を追求。

    この設計がテナント様獲得の決定的な要素となり、収益性・安定性・資産価値のいずれにおいても高水準のプロジェクトになりました。

    テナント様決定後は、より協議を重ねながらブランド思想を表現する空間を共創。このブランド様とはその後、当社開発の高級レジデンスの内装も共同で手掛けることになりました。建物の設計力が、新たなビジネスパートナーとのつながりを創出し、不動産の枠を超えた価値を生み出しました。

    グリーンヒル南青山内観写真

    ソフトの力で、物件をお客様の価値に変える。

    本案件は、物件特性×ブランド思想×空問設計×収益モデルという複数の変数を同時に扱いながら、最適解を設計・実装する力が求められた当社ならではのプロジェクトのひとつです。

    その結果、近隣相場を超える高賃料での契約が成立し、テナント様との長期契約を締結。ラグジュアリーブランドと共同開発という「ソフトから立ち上げる」不動産再開発の新たなスキームで、高い収益性と長期安定した資産価値を生み出すことができました

    グリーンヒル南青山イメージ写真

    物件概要 Summary

    名称 グリーンヒル南青山
    主要バリューアップ手法 新築開発
    その他バリューアップ手法 -
    築年 2024年1月
    土地面積 約138坪
    延床面積 約404坪
    賃貸可能面積 約404坪
    容積率(指定) 600% / 300%
    階数 地上3階 / 地下1階
    アセットクラス 商業
    物件購入年月 2022年9月
    物件販売年月 2024年3月
    物件販売額 20億円以上50億円未満