レーサムが求める人材

[不動産部]
日々、物件の内覧をする中、その物件がもつ潜在的な価値を存分に発揮して、丁寧に管理されてきた物件に出会うと、純粋に、嬉しくなります。一度は、朽ちかけた物件でも、オーナーとテナントの強い想いが重なりあい、蘇った物件がその価値を維持している場合には、必ずと言っていいほど、「物件に対する想い」という絆のようなものが、オーナーとテナントとの間で通っていることを実感しています。

物件は、地域に存在しているものであって、一つの物件だけでは、地域の趨勢には逆らいきれない現実もある一方、地域はコミュニティであり、コミュニティは物件のオーナーとテナント、入居者の集合体であり、その思いの集合体が地域の思いであることから、当社も強い想いいをもった継承者の一人であり続けたいと思っています。

継承者である以上は、その価値を紐解き、自らがその価値を実感できないのであれば、それを継承していく資格もありません。

建物の構造と現在の状況、管理の仕方と修繕の履歴、物件の間取りとそれぞれの賃貸借契約とその賃貸条件の変遷、区分所有権の場合は、管理規約の内容と過去の組合の議事録における規約変更の変遷、これらをつぶさに認識した上で、更に、物件の収益率や稼働率をアップさせるためには、それ以外に何ができるのか。新しい価値を見出すことはなかなか至難の業ではありますが、ひとつでも多くの物件において、これまで誰も気付いていない価値に気付き、新たな価値の発見者、且つ体現者としてありたいと思い続け、探し続けることが、新たな価値の発見への唯一の道であると信じて、これを実践しています。

具体的には、例えば、物件の1階のテナントがレストランであった場合の家賃の適正性について、当該レストランの客単価、回転数、実際に食事をしてみた実感としての食材原価率、それらを前提とした場合の売上高に対する家賃の比率、当該家賃比率の競合他店との比較は当然に行いますが、現在のテナントから退去通知が出ていない場合であっても、万が一、当該テナントが退去した場合の次のテナントの具体的な出店の意向とその背景までも、複数の生の声から収集することを日々の活動の中で実践しています。そうすることによって、現テナントの妥当性がさらに検証され、万が一の現テナントの退去に際しても、次のテナント誘致も可能となってきます。

これらの活動は、時に非効率ではありますが、強い想いをもった人々からの具体的な生の情報が価値につながり、結果的には、当社にとっても、オーナーにとっても、そしてテナントとの関係性においても、最も効率的、且つ効果的であることを日々の活動の中で証明してきています。

「不動産は、ひとつとして、同じものはない。」昔から、よく耳にするフレーズではありますが、これを素直に実践し、本当に価値に繋げているのがレーサムという会社です。そのためには、一に、すべからく事実を正しく認識し、二に、具体的な生の情報を自ら収集し、その上で、「実感」に辿りつくことが求められます。当たり前のことのようですが、この「実感」を「実現」したときに、晴れやかに、価値が現実のものとなる会社です。

時代は混沌としてきていますが、これからの世の中においては、むしろ、このような「実感」の「実現」を「やりがい」と感じられる価値観は、より大切になってくるものと思っています。そのような価値観をもった仲間と、存分に、共に、働いていきたいと思っています。

レーサムが求める人材
[ 不動産部]
常務取締役 小町 剛