繁華性の高い商店街角地にある、

流行っていない店舗物件は投資に不向き?

繁華性の高い商店街の中で一等地のエリアで角地に存する、ある築古増築店舗物件。その1・2階はアーケードに面していて視認性が高いエリアではあるのですが、土地は小さく建物は老朽化しており、昔からの洋服店が営業しているものの全然流行っていない状態でした。

その物件に投資する視点に立つと、建物は古いため修繕するにも費用がかさみ、ましてや再建築するにしても、商店街に面しているので車両も入りにくく工事費も過分に掛かるため投資には不向きと思うのが自然でした。しかしながら、我々はその物件は今すぐにも購入したいと思ったのです。

我々が見つけた商店街角地物件の潜在力

その最大の理由は、テナントにありました。

客入りも少なく商売自体繁盛していないことから、今後退去されて、新たにテナント誘致をすれば今までとは全然違う高い賃料が実現するとすぐ見抜いたのです。だからこそ、テナントが入居中の状態で購入したのです。

まもなく、業績不振でその洋服店は閉店しました。すると、想定どおり、1・2階を2倍以上の賃料で借りたいという入居希望者が殺到する事態になったのです。

しかし、我々は賃貸しませんでした。

我々のマーケティング部隊の、他業種の事業者との日々のお付き合いの中で、この土地にカラオケ等のアミューズメント施設を出すと大流行になる兆候を物件購入時点で既に捉えていたからです。更にカラオケボックスを例にとっても、1・2階だけでなく、上階も視認性関係無く借りることを前提とするためより賃料が高くなることも認識していました。

建築費が多少高くとも、建て替えてアミューズメント施設を誘致すれば賃料は2倍に、床面積は3倍になることが見込めることを描き、その実現に向けて挑戦したのです。