決算コメント 2012年3月期

 

資産運用事業
当事業においては、主に個人富裕層を対象として、当社にて予め把握させて頂いているお客様の不動産投資意欲に合致した不動産を確保し、これを長期の運用商品として耐えうるものに加工した上で、お客様への販売を行ってきております。
当社の商品とサービスに対するお客様からの要望は、従前に比べて高度化してきております。具体的には、短期的な利回りの確保よりも長期的な利回りが確保できる事への関心が高まっております。また、高齢化社会の進展等により不動産の置かれた環境が変化する中で、将来的に競争力が保てる投資とはどんな投資であるべきかを、当社が提案することを求められております。こうしたご要望にお応えするには、当社が手間暇をかけて高付加価値型の不動産を着実に生み出していくことが大切になってきております。従って不動産の仕入れと販売についてより慎重に対応しました。当事業の売上高は当初の予想値を下回りましたが、高付加価値を生み出す体制は、徐々に進展して成果を挙げてきており、さらなる能力の向上を目指してまいります。また個別の事例を紹介して当社の取り組みをお客様に理解していただく為に、この度当社のホームページを刷新し、積極的なPR活動にも取り組んでおります。
なお売上高が計画より下回ったのに比べて利益額が低下していない理由は、当社の資産運用事業のサービスを望まれるお客様の保有資産に、フィー・ベースでサービスを提供した結果、フィー売上高がそのままセグメント利益額となる案件があったことなどが寄与しております。
この結果、売上高は6,137百万円、セグメント利益は1,004百万円となりました。
 

プロパティマネジメント事業
当事業においては、主に当社販売後の物件に関する賃貸管理、テナント付け、ならびに建物管理等の不動産投資運用サービスを提供しており、お客様の満足度を高めていく活動を継続してきております。
収益不動産の現況にふさわしいテナントの誘致力を磨くと共に、お客様が当社から不動産を購入したあとも永きにわたり、地域経済や環境の変化に合わせ、またそれを予測して、当概不動産の利用の仕方の改良等の知恵を出し、将来の潜在力やニーズを具体化させるサービスの提供が、当事業における課題であると認識しております。
このような状況下、当連結会計年度については、自社で保有する販売用不動産からの賃料収入が計画を上回り、売上高及びセグメント利益ともに計画を上回った結果、売上高は791百万円、セグメント利益は235百万円となりました。
 

サービシング事業
当事業においては、主に連結子会社であるグローバル債権回収株式会社が、銀行等の金融機関から、自己勘定あるいは機関投資家との共同出資にて債権を購入し、これら債権の管理回収等を行っております。
既存の買取債権からの丁寧な回収活動は、良好な成果をあげておりますが、一方で既存の買取債権の残高は減少してきているため、今後は投資規模の小さい債権であってもきめ細かく購入していく必要があります。
このような状況下、当連結会計年度においても保有する既存の買取債権からの丁寧な回収活動に注力し、利益の向上を図ってきた結果、売上高は975百万円、セグメント利益は129百万円となりました。
 

その他の事業
当事業においては、連結子会社である株式会社アセット・ホールディングスが保有するゴルフ場、「レーサム ゴルフ&スパ リゾート」を運営しております。
当ゴルフ場ではコースの改修工事を行ってまいりましたが、まだ来場されるお客様一人当たりの売上単価が向上するまでのコースコンディションには至っていないと認識しております。また飲食等に関しても、よりレベルを上げてお客様の満足度を向上させ、結果として売上単価を上げていくことが必要であると考えております。これらのテーマを改善していくことで、当ゴルフ場は収益力が向上する余地があると認識しております。
このような状況下、売上高は357百万円、セグメント利益は12百万円となりました。