決算コメント 2010年8月期

 

資産運用事業
当事業においては、主に個人富裕層を対象として、当社にて予め把握させて頂いているお客 様の不動産投資意欲に合致した不動産を確保し、これを長期の運用商品として耐えうるものに 加工した上で、お客様への販売を行ってきておりますが、引き続き、個人投資家層における投 資意欲の顕在化等により、不動産投資への回復基調が継続している状況において、第3四半期 においては比較的堅調に仕入及び販売実績が積み上がりましたが、期末にかけては不動産調達 環境が当初想定したほどの改善が図られなかったことから調達する販売用不動産の仕入を厳選 した結果、販売実績については想定を下回ることとなりました。さらに、期中に仕入れた商品 については在庫期間を短縮して着実に販売を進めた一方で、既に安定したキャッシュフローを 生んでいる商品については、安定的な賃料収入を確保することを優先したこともあり、売上高 は当初予想を下回ることとなりました。なお、前連結会計年度においてはたな卸資産の評価減 により大幅な営業損失を計上いたしましたが、当連結会計年度においてはたな卸資産の評価減 は発生しておりません。
この結果、売上高は10,197百万円(前連結会計年度比16.7%増)、営業利益は640百万円 (前連結会計年度は営業損失15,209百万円)となりました。

 

証券化事業
当事業においては、当連結会計年度において新たなアセットマネジメント契約の締結はあり ませんでした。前連結会計年度期初においてはアセットマネジメント業務を受託する私募ファ ンド数が5件であったところ、運用受託期限の到来等により当連結会計年度期初においては2 件の受託(期末は1件)となっており、ほぼ予定どおりのアセットマネジメントフィーを計上 いたしました。
この結果、売上高は35百万円(前連結会計年度比88.6%減)、営業利益は23百万円(前連結 会計年度比91.3%減)となりました。

 

プロパティマネジメント事業
当事業においては、主に当社販売後の物件における賃貸管理ならびに建物管理等の不動産投 資運用サービスを提供しており、その対価としてのプロパティマネジメントフィー収入は堅調 に推移しております。資産運用事業の商品として保有する販売用不動産からの賃料収入につい ては、前連結会計年度における保有販売用不動産在庫の圧縮により、前連結会計年度の816百 万円から431百万円に減少した結果、売上高は1,633百万円(前連結会計年度比20.9%減)、営 業利益は386百万円(前連結会計年度比42.8%減)となりました。

 

サービシング事業
当事業においては、主に連結子会社であるグローバル債権回収株式会社が、銀行等の金融機 関から、自己勘定あるいは機関投資家との共同出資にて債権を購入し、これら債権の管理回収 等を行っております。当連結会計年度においても保有する既存の買取債権からの丁寧な回収活 動に注力してまいりました。
この結果、売上高は3,601百万円(前連結会計年度比24.2%減)、営業利益は782百万円(前 連結会計年度比11.6%減)となりました。なお、売上高・営業利益ともに減収減益となってい る主な要因は、前連結会計年度期初に大型案件の回収があったのに対し、当連結会計年度にお いてはそのような案件が無かったことによるものであります。

 

投融資事業
当事業においては、当連結会計年度において新たな投融資の実績はなく、期初における投融 資残高も少なかったことから、売上高は0百万円(前連結会計年度比96.1%減)、営業損失は オフィス賃料を販売費及び一般管理費に計上したことから3百万円(前連結会計年度は営業損 失87百万円)となりました。

 

その他の事業
当事業においては、主に連結子会社である株式会社アセット・ホールディングスが保有する ゴルフ場、「レーサム・ゴルフ・アンド・スパ・リゾート」を運営しており、このゴルフ場事 業についてはほぼ予定通りの売上高と営業利益を確保いたしましたが、レーサム本体において 富裕層向けのゴルフスタジオを東京・表参道に新しくオープンし、当初見込んでいなかった販 売費及び一般管理費の増加がありました。その結果、売上高は624百万円(前連結会計年度比 56.7%減)営業損失は3百万円(前連結会計年度は営業利益91百万円)となりました。なお、 売上高・営業利益ともに減収減益となっている主な要因は、前連結会計年度においてはゴルフ 場以外にも事業収益を計上しておりましたが、前連結会計年度中にそれらの事業を整理した結 果、当連結会計年度においては、主にゴルフ場からの事業収益のみを計上していることにより ます。