決算コメント 2009年8月期

 

資産運用事業
当事業においては、第2四半期には資金化を優先した販売活動を展開してまいりましたが、第3四半期以降において は、個人投資家層における実需の投資意欲の顕在化等により、不動産投資への回復基調は継続しております。このよう な状況に対して、既に安定したキャッシュフローを生んでいる商品については、確実に利益を確保することを優先しつ つ、一部の商品においては、自社でのプロパティマネジメント機能の強化により、個別物件ごとに中長期的に安定収益 をもたらす付加価値向上プランを実践してきております。このため、一部商品の販売を来期に先送りした結果、売上に ついては前回予想から約62億円の減収となりました。営業利益については、個別物件における販売価格が第2四半期末 の低価法適用価格を上回ったこと、および新たな仕入れ物件においては適正な利益を確保したことにより、前回予想か ら約5億円の増益となっております。

この結果、売上高は8,740百万円(前連結会計年度比81.0%減)、営業損失は15,209百万円(前連結会計年度は営業 利益14,468百万円)となりました。
なお、来期に先送りとした商品についても、平成22年8月期第1四半期において、既に約25億円の販売が完了しており、 9月以降、新たに2物件を仕入れるなど、個人投資家層の投資意欲に対し、引き続き確実な対応を継続しております。 また大型案件については、今後も確実に業績の回復を牽引できる富裕層ビジネスに経営資源を集中させるべく、第4 四半期において、RD Legedベータ特定目的会社向け優先出資証券については第三者への売却を行いました。なお、売却 後においても同社からのアセットマネジメント業務は引き続き受託しております。これに伴い、14ページ「(2)連結損 益計算書」において、「その他の関係会社有価証券売却損333百万円」が特別損失に計上されましたが、これは優先出 資証券売却時におけるRD Legedベータ特定目的会社の会計上の純資産相当額が損失として計上されたものであり、第2 四半期末の低価法適用時の前回予想においては既に織込み済みの数値となっております。

また、引き続き潜在的に高い価値を有する原宿駅前の表参道プロジェクトにおいては、これまでもJR原宿駅に差し掛 かる山手線の壁面土地を追加購入する等、土地の付加価値を高めてまいりましたが、平成21年9月、東京都渋谷区より 開発許可を取得いたしました。大型案件としては、引き続き本プロジェクトに経営資源を集中させてまいります。

 

証券化事業
当事業においては、当連結会計年度において新たなアセットマネジメント契約の締結はございませんでしたが、当社 が従前よりアセットマネジメント業務を受託している私募ファンドにおいて、各々の投資家及びレンダーとの直接対話 にて対応を継続してまいりました。 この結果、売上高は308百万円(前連結会計年度比92.2%減)、営業利益は273百万円(前連結会計年度比92.3%減) となりました。

 

プロパティマネジメント事業
当事業においては、主に当社販売後の物件における不動産投資運用のサービスを提供しておりますが、不動産市況に かかわらず、継続してお客様のご要望に対して細やかな対応を継続してきており、物件の管理受託による手数料収入は 堅調に推移いたしました。また資産運用事業において一部の商品の販売を来期に先送りしたことから、保有物件からの 賃料収入の増加により、前回予想から約2億円の増収増益となっております。 この結果、売上高は2,065百万円(前連結会計年度比13.8%減)、営業利益は677百万円(前連結会計年度比2.6%減)となりました。

 

サービシング事業
当事業においては、第1四半期から案件毎の取組方針をより明確にし、注力すべき案件の回収を進めてまいりました。 この結果、売上高は4,751百万円(前連結会計年度比11.5%増)、営業利益は885百万円(前連結会計年度比4.7%減)となりました。 なお、本年秋以降においても、特に中堅、中小企業における先行きの不透明感は継続していくことが想定されること から、個別債務者ごとに更なる業況の悪化を想定した保守的な回収計画に基づく評価をおこなった結果、グループでの 健全な財務体質を維持するべく、当連結会計年度末において、貸倒引当金繰入額約3.5億円を計上することといたしま た。これに伴い、14ページ「(2)連結損益計算書」において、「貸倒引当金繰入額657百万円」(第3四半期比355百万 円の増加)が計上されております。

 

投融資事業
当事業においては、当連結会計年度において新たな投融資の実績はございませんでしたが、第2四半期末において、 不動産を担保とした貸付にかかる担保物件の評価について見直しをおこない、当該貸付について全額の貸倒引当金を計 上してまいりました。 この結果、売上高は22百万円(前連結会計年度比97.8%減)、営業損失は87百万円(前連結会計年度は営業利益24百 万円)となりました。

 

その他の事業
群馬県のゴルフ場、レーサム・ゴルフ・アンド・スパリゾートにおいては、国内のゴルフ場全般としては来客数が減 少傾向にある中、先行して行ってまいりましたスパ施設および宿泊施設等の充実により、女性客を始め、リピート顧客 の確保に努めてきた結果、期初からの予算を修正することなく、ほぼ予算通りの着地見込となりました。 この結果、売上高は1,441百万円(前連結会計年度比72.5%増)営業利益は91百万円(前連結会計年度は営業損失30百 万円)となりました。