短信にみるレーサムらしさ

中田です。

突然ですが、社長に怒られました。

でも変な社長なのです。 

一般に上場会社に求められる決算短信で、うちの管理部門が以下で始まるドラフトを作りました。

『1.   当四半期決算に関する定性的情報

 (1)連結経営成績に関する定性的情報

     当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東日本大震災の復興需要等による景気の下支えもあり、緩やかな回復傾向がみられるものの、世界経済の減速懸念や国内の社会経済の状況を鑑みると、先行きに対する不透明感は依然払拭しきれていないと感じております。また、欧州債務問題を巡る不確実性が再度高まってきていることから、金融市場の変動が日本国内の不動産市況の下落を引き起こすリスクとなっていると考えております。

     このような状況の中、当社グループにおきましては~』

このドラフトに対して、以下のような指摘の叱責を受けたのです。

『決算短信においても広く一般の人が理解しやすい文章は、「一般化」「標準化」して論ずることが求められる。しかしながら、一般化された文章では、その企業らしさやその企業が取り組んできたものを打ち消してしまう偏りがあるために、私は私企業の実体を正しく深く理解することは難しいのではないかと思う。

それを恋愛に例えるならば、表面的なマニュアルのみでデートをするようなものであるから、その二人の恋はより希薄化してしまう。ひいては社会全般において「一般化」を求める現象がいろんな意味において日本の閉塞感を醸成しているようにすら思えている。

よって、我々はレーサムという企業の実体を正しく伝えなければいけない。短信においても、一般的な表現や枕詞を使わず、この四半期で取り組んできたことを自分たちの言葉で飾ることなく表現しきるべくドラフトの修正を求める。』と。

その後の度重なるディスカッション(その様子はご想像にお任せします。)を経て完成したのは、これです。

【平成25年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)】

先週末には決算説明会資料もアップしました。

決算短信と併せて「レーサムらしさ」をご覧いただければと存じます。

【プロフィール】

中田朋宏

早稲田大学政治経済学部政治学科在学中から株式会社レーサムにインターン勤務する中、その躍動感に惚れ込んで2006年4月に新卒入社。不動産私募ファンドの組成・運用から、テナント・建物管理業務の実務を経験し、2012年初より社長室配属となり、特命案件や採用活動も担当となる。「早起きは三文の得!」「脅されず踊らされず踊る」をモットーに、毎朝、先乗り出社で、日々自分の軸がぶれないよう心踊らせ業務に取り組んでおります。